【東京・不動産売却】相続不動産を査定依頼する手順を解説！売却相談はお気軽に

相続不動産の査定依頼の手順

ステップ1．必要な情報を収集する

不動産会社に査定を依頼する前に、まずは査定に必要な情報を収集しましょう。査定を行うには、相続不動産の所在地の他、築年数、建物や土地の面積などの情報が必要です。また、相続不動産が収益物件の場合は、現在の賃料収入や稼働状況などの情報も必要ですので準備しておきましょう。
机上査定は、多くの不動産会社が無料で行っていますので、気になる不動産会社のお問い合わせフォームなどから、査定を依頼しましょう。

ステップ2．複数の不動産会社に机上査定を依頼する

相続不動産に限らず、すべての家や土地などの不動産を売却する際には、最初から1社に絞り込むのではなく、必ず複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。簡易査定とも呼ばれる机上査定は、不動産会社が現地での調査を行わずに、相続不動産の住所や築年数、間取りや面積の他、近隣の類似物件の取引相場や、市場動向などの情報をもとに、売却見込み額を算出する方法です。

ステップ3．机上査定の結果を受け取る

机上査定の結果は、早くて即日、遅くとも2～3営業日に報告されることが多いです。

ステップ4．絞り込んだ2～3社の不動産会社に訪問査定を依頼する

机上査定の結果から、査定価格が高額だった不動産会社や、対応が丁寧だった不動産会社など、信頼できそうな不動産会社を2～3社厳選し、訪問査定を依頼します。
実際に相続不動産を訪問し、家や土地の状態を詳しく調査する訪問査定は、机上査定よりも精度が高いため、適正な時価の把握ができます。訪問査定も依頼する不動産会社を1社に絞り込んでしまうと、金額や対応などの比較検討ができないため、必ず2～3社に依頼しましょう。ただし、多くの不動産会社に訪問査定を依頼すると、対応に時間と手間がかかるため、2～3社に絞り込むことが大切です。

ステップ5．訪問査定の結果を受け取る

訪問査定の結果は、相続不動産の現地調査に加えて、周辺環境なども調査するため、報告までに1週間ほどかかります。訪問査定を依頼した2～3社の結果を比較し、相場の売却見込み額を把握しましょう。また、査定の根拠は不動産会社に必ず説明してもらい、納得できるかどうかの確認も大切です。
査定金額はあくまでも売却見込み金額ですので、必ず査定金額で売却できるとは限りません。住宅ローンの残債に合わせて高い金額で売り出す以外にも、できるだけ早く売却するために低い金額で売り出すことも可能ですので、売り出し価格については不動産会社と相談しましょう。査定にかかる期間はあくまで一般的な情報であり、依頼する不動産会社や相続不動産の条件などによって異なりますので、余裕を持った依頼をおすすめします。